5/25(水) 開催 ゲスト講義「株式会社ITONAMI共同代表 山脇 耀平さん」

5/25(水) 開催 ゲスト講義「株式会社ITONAMI共同代表 山脇 耀平さん」

2022年5月31日

コミュニティで生きる人の対話の場「コミュニティのカレッジ」では、毎月1回、コミュニティを実践されているゲストをお招きして、コミュニティやコミュニケーションに関する学びを生み出す機会をつくっています。

一方的に話を聞くのではなく、ゲストとコミュニケーションを取り、メンバー同士のディスカッションを交えて学びを深めています。

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「株式会社ITONAMI共同代表 山脇 耀平」

プロフィール

1992年生まれ、兵庫県加古川市出身。大学在学中の2014年、実の弟とともに「EVERY DENIM(エブリデニム)」を立ち上げ。瀬戸内地域のデニム工場と直接連携し、オリジナル製品の企画販売をスタートする。2019年岡山県倉敷市児島に宿泊施設「DENIM HOSTEL float」をオープン。2020年ブランドを「ITONAM(イトナミ)」にリニューアル。

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講義の内容

講義では、山脇さんより、ITONAMI(イトナミ)、DENIM HOSTEL floatの活動について紹介いただき、ブランドとしての変遷・ファンコミュニケーションの取り組みについて・クラウドファンデイングの事例・オンラインコミュニティ「offloat」などのお話を伺いました。

最後に「コミュニティとは何か」について、山脇さんは、「自分たちが率先してやりたいことを率先して行い、旗を立て、提案し続ける。また、人とどう関係性をつくっていきたいのか?を常に意識し続け、等身大の自分でいることが大事。 人と人のつながりによって、個性が生まれる場」などと語られていました。 

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(ゲスト講義中の様子)

講義の後は、複数のグループに別れ、山脇さんのお話を聞いて感じたことなど、自由にディスカッションを実施。

その後、山脇さんへの質疑応答の時間では、グループごとにあがった様々な質問へ、丁寧に答えていただきました。

当日出た質問(一部抜粋)

  • 個性的な関係性の発生とは、自然に起こったものか、それとも 活動やプロジェクトを通じて作り上げてきたものか?
  • 兄弟(姉妹)で何か作り上げていくときに、何か基準にして決めているのか?
  • 等身大でいるにはどう在ればいいのか?                                                                                

参加メンバーの感想(一部抜粋)

  • EVERYDENIM ・ITONAMI というプロダクトが、ただの服を超えた「世の中に対する価値観を共有し合うツール」にまで昇華されて、それが作り手、使い手の垣根を超えた人の輪になっているのだという素敵な事例でした。
  • 「等身大」「実感」と大切にされているキーワードをベースにお話ししてくださいましたが、とても真剣にご自身の哲学を持って、でも肩の力がいい具合に抜けた遊びのあるITONAMIさんだからこそのコミュニティづくりのお話、参考になるだけでなく仕事への向き合い方のヒントもいただけた気がします!
  • 山脇さんの講義もQAも、一言一言がとても重みがあって響きました。モノに向き合うのもそうですが、人との関わりや、生き方そのものがとても丁寧だと思いました。

最後に

「コミュニティのカレッジ」初のゲスト講義回で、学びをインプットしつつ、参加者が疑問に思う点を山脇さん自身の哲学、事業からの視点で回答頂きました。

この講義中に「等身大」というキーワードが度々出てきて、コミュニティにおいても、私生活においても、自分の幅を意識するのが大事だと思いました。

山脇さん、貴重なお話をありがとうございました!

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(最後の全体写真での様子)