コミュニティのカレッジは、2023年10月31日をもって活動を停止することとなりました。
これまで応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
日々多様化している「コミュニティ」。
人々の付き合いが大切な地域という領域でも、ファンコミュニケーションやマーケティングといったビジネスの世界でも、社会のために行なう活動でも、オンラインサロンでも、さまざまなシーンでこの単語を目にするようになりました。
それは、コミュニティの可能性の認識が広がっている証拠ではありますが、その価値を実現することは容易なことではありません。
『コミュニティは生き物だ』
そんなことを話すひとがいるように、コミュニティは日々変わりゆくもので、“正解”を導き出すことがとても難しい。コミュニティに関わるということは、試行錯誤の連続です。
この社会には、生物であるコミュニティと日々向き合い、自分の人生の一部となっている『コミュニティで生きる人』たちがいます。そう、コミュニティの運営に関わっている皆さんです。
コミュニティで“稼ぐこと”以上に、“生きること”を選んだ彼ら彼女らがいるからこそ、コミュニティは健全に循環していきます。
そんな「コミュニティで生きる人(生きていきたい人)」を対象とした、コミュニティと向き合う場をつくりました。
それが『コミュニティのカレッジーコミュニティで生きる人の対話の場ー』。
正解がないからこそ、問いを持ち、考え続けることを求められるのがコミュニティの世界です。この場は、対話と学びを通じ、そのノウハウよりも大切なものを身につけられることを願って生み出されました。
コミュニティで生きる人のための、コミュニティと対話し学ぶ場が新しく始まります。
「コミュニティのカレッジ」は、コミュニティを問い続ける場であり、コミュニティで生きる人たちがつながるラーニングコミュニティとして育んでいきたいと思っています。コミュニティ運営においては、ノウハウを手に入れることよりも、対話し続ける姿勢やそれが実現できる空間とつながりこそが、本当に必要なものなのではないでしょうか。「対話」「学び」「つながり」が有機的に循環し、ここでの学びや気付きがそれぞれの現場で生きていく。そんなラーニングコミュニティを目指していきます。
「コミュニティのカレッジ」の前身が「コミュニティの教室」です。2017年からはじまり、コミュニティの本質を探求する学びの場として全8期(+実践編2期)を開催。総勢300名を超えるコミュニティ実践者及び実践していきたい皆さんにご参加していただき、コミュニティを考える場として活動してきました。より、その学びと対話をアップデートしていきたい。より、コミュニティで生きる人のためになる機会を生んでいきたい。そんな想いから、2022年「コミュニティのカレッジ」へリニューアルする運びとなりました。
コミュニティのカレッジでは、技法をインプットすること以上に「コミュニティ観をはぐくむ」ことを大切にしています。コミュニティ観とは、コミュニティをどう捉えて、何を大切にするのか?という見方のこと。これにより、その外にあるコミュニティリテラシーやコミュニティマネジメントスキルが大きく左右されます。それほど大切な土台なのです。
コミュニティ観をはぐくむために大切なのが、「対話を重ねてさまざまなコミュニティ観に触れること」です。それができる空間こそ、コミュニティのカレッジという場。いっしょに対話をして、コミュニティ観をはぐくんでいきましょう。
毎月1回、コミュニティを実践されているゲストをお招きして、コミュニティやコミュニケーションに関する学びを生み出す機会をつくっていきます。一方的に話を聞くのではなく、ゲストとコミュニケーションを取り、メンバー同士のディスカッションを交えて学びを深めていきます。
コミュニティファシリテーター 黒田悠介さんに主催いただき、対話の機会を毎月1回開催していきます。コミュニティに関する問いを元に、メンバー同士の対話を生み出していきます。
月に1冊、コミュニティの学びを深めていく本を選書していきます。読書は強制ではなく、任意で読む形をとっていければと思っています。読んだ感想や得た学びをメンバーで共有する機会もつくっていきますので、興味ある方はぜひ参加してみてください。
基本のコミュニケーションは、チャットツール「Slack」で実施していきます。運営からのアナウンス、メンバー同士のコミュニケーション、対話と学びを深める機会など、活動におけるすべてに活用していくイメージになります。
コミュニティのカレッジ内で開催される「ゲスト講義」「対話会」は、基本アーカイブ動画を残していきます。当日参加できなかったり、復習したりする際にご活用いただければと思います。
メンバーの皆さんが「やりたい!」といった活動を実現していきたいと考えています。それはイベントでも、コミュニティの現場ツアーでも、部活動でも、なんでもOK。やりたいことがあれば、ぜひそれを教えてください!
6curry& 代表
静岡県三島市出身。2018年会員制・招待制のカレー屋「6curry」ブランドを創業。2023年「6curry&」にリブランディング後、三島市に「6curry&sauna」と八重洲に「6curry&bar」の2店舗を展開。サブスクリプション型の飲食店をベースにスパイス料理とお酒を軸に普段出会うことのない新しい出会いを楽しむ「サードコミュニティ」作りを目指しています。
キリンホールディングス株式会社
2005年、新卒でWeb 制作会社に入社。昭文社の旅行ガイド『ことりっぷ』のWebプロデューサーを経て、2018年にキリンホールディングス入社。note 公式アカウント、オウンドメディア「KIRINto」の運営、インハウスエディターの育成を担当。日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構 第10回Webグランプリ「Web 人大賞」受賞。23年1月『オウンドメディア進化論』上梓。
FC今治 マーケティンググループ グループ長
人材サービス大手、医療スタートアップの広報を経て、PR代理店で幅広い企業のPRおよびマーケティング戦略の立案・実行支援を実施。2023年より、家族4人で今治に移住。FC今治のマーケティンググループにてファンコミュニケーションをはじめ、試合企画や運営、集客などに奮闘中。
8月
日程調整中:対話会
29日(火):ゲスト講義_6curry& :新井一平さん
9月
日程調整中:対話会
27日(水):ゲスト講義_キリンホールディングス株式会社:平山高敏さん
10月
日程調整中:対話会
26日(木):ゲスト講義_FC今治:阿部珠恵さん
※上記は、すでに決定しているイベントの予定です。
このほか、キックオフイベント、メンバーによる自主企画などが開催されています
コミュニティって正解がないからこそ、この場のたいせつさを日々感じています。さまざまなバックグラウンドのメンバー、ゲストに出会えます。みんなの考えを知って、新たな気づきがあったり。悩みを相談して、気持ちが楽になったり。自分の体験をシェアして、誰かの役に立てたり。参加してまだ二ヶ月ですが、確実にこれまでと見える世界が変わってきています!もっとたくさんの方とお話ししてみたい!ぜひコミュカレでお会いできることを待っています。
ゲスト講義では、ゲストの在り方や哲学が直接感じられ、それらの場や関係性への影響を体感できる貴重な機会だと感じています。仲間の問いや感想は、共感も新鮮さもあり、多様なメンバーとの対話だからこそ、より多くの気づきと学びがあります。コミュニティでの役割の有無に関わらず、フラットさやあたたかさを感じながら、好奇心のままに参加できる場だと感じています。ぜひ、本質的な関係性とは? 価値とは? 仕組みとは?などなど…ともに探究しましょう。
ちまたでウワサの「コミュニティ」ってなんだろう?調べてもいまいちピンとこないな。そんな時はぜひ、「コミュニティのカレッジ」へ。ここにはコミュニティを軸に、運営に携わる人、参加している人、これから始めたい人たちが集まります。日々なんとなく感じることを少しずつ持ち寄って、時に小さなひらめきが生まれる、そんな場です。コミュニティの「わからなさ」を前提に、ゆるやかな探求をみんなで楽しみましょう!
コーディネーター
スポーツ大学を卒業後、ユニクロ→スポーツイベント会社→IT企業を経て、2018年にコミュニティフリーランスとして独立。現在コミュニティマネージャーとして関わっているのは、私たちの“はたらく“を問い続ける対話型コミュニティ「Wasei Salon」、トランジションコミュニティ「グリーンズジョブ」がある。また、コミュニティで生きる人の対話の場「コミュニティのカレッジ」のコーディネーター、複数社コミュニティアドバイザーも務める。
コミュニティファシリテーター
あたらしいキャリア論『ライフピボット』の著者。問いでつながるコミュニティ「議論メシ」を主宰。対話で課題を解決する「ディスカッションパートナー」としても活動。以前は経営者やキャリアコンサルタント、フリーランス研究家を経験。キャリア論を発信し続けている、メガネをかけたボウズ。
コミュニティマネージャー
静岡県富士市出身。経理や編集、インタビューライターの仕事を経験したのち、2022年に移住・独立。フリーランスとして、コミュニティのカレッジのコミュニティマネージャーのほか、コーディネーター・ライター業務などを担いつつ、日々を「心地よく楽しむ」を模索中。
コミュニティアシスタント
鹿児島県出身。前職は、スポーツ整形外科看護師。数々のアスリートと関わる中で、メンタル面のサポートの必要性を感じ、スポーツメンタルコーチの資格を取得。現在は、コミュニティマネージャーとしてスポーツ領域のオンラインコミュニティ運営に関わりながら、コミュニティのカレッジの他、サブスク型のコミュニティ専用オウンドプラットフォームを手がけるOSIROにて、コミュニティの可能性を探求している。「自分と関わる人が、自分らしくいられる」そんな温かくて優しい居場所を創ることを目指して日々活動中。
参加費 | 一般 :月5,000円(税込) |
活動に使用するツール | チャットツール「Slack」 |
こんな人に参加してほしい! | ・コミュニティ運営に関わっている |
運営組織 | NPO法人グリーンズ |
下記フォームより、参加申し込みをお願いします。
『参加お申込みフォーム』
フォーム内容を確認し、運営にて審査をさせていただきます。
※審査は厳しいものではなく、「コミュニティのカレッジ」と合うか合わないか?を判断するものになります
翌月初に、合否連絡と今後の流れについて、メールでご連絡させていただきます。
アーカイブ動画で学びを深めたり、Slackでのチャットコミュニケーションでも十分楽しめる内容になっていると思います。自分自身に合ったペースで活動にご参加いただけると幸いです。
A. 基本、コミュニティ運営経験者がメインとなる想定ですが、これからやっていきたい!という意気込みの方も大歓迎です!
A. はい。いつでも可能です。詳しい方法は、参加後に見れるSlack内にある、「ガイドライン」をご確認ください。
A. お支払い方法は、クレジットカードとデビットカードのみとなります。
この場はスキルを一方的に学ぶ場ではなく、メンバーと対話し、自分で考えて答えを見つけていく場になります。その結果、ノウハウを学ぶことにつながるかもしれませんが、体型的にまとめたものをご提示する予定はございません。